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2011年6月1日水曜日

薩摩いろは歌 む

「昔より道ならずしておごる身の天のせめにしあはざるはなし」

「昔から人としての道を踏み外し、おごり高ぶった人に天罰が下らないことはない。」

昔から、人としての正道を踏み外し、おごり高ぶった態度をとるような人に対しては、必ず天罰が下ってきていました。

人は一度成功を収め、富や名声を手に入れるとおごり高ぶった態度をとってしまいがちです。しかし、神様仏様はそのような態度を見過ごすことなく、天罰を加え、おごり高ぶった人を諭します。

人間はどんなに偉くなっても、成功しても謙虚さを忘れてはいけません。謙虚さを忘れた途端、物事はうまくいかなくなってしまいます。

一度成功し、偉くなっても謙虚さを失わず、継続して努力を続けるものに神様仏様は手を貸し、成功を継続させてくれるのです。

人間としての正道を踏み外し、おごり高ぶれば必ず失敗が訪れるから、成功し富や名声を手に入れても謙虚さを失わずに研鑽しなさいということを端的に表しています。

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