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2011年9月19日月曜日

客家の教え 事を起こす前に...

「事を起こす前に、まず人間であれ」

何か大事を為そうと思う前に、自分は人間として一人前かを問う必要があります。人は大成功を夢見て、頑張りますが、人間として十分成長する前に、大事を為そうとしても全てが空回りしてうまくいきません。

なぜなら、大事を為す人が未熟で、人としての魅力がなければ、周りの人の協力も得られず、大事を為すことなどできないからです。

人は、人として何が正しいかをベースとして、日々学び続ける姿勢が重要です。人として成長し、周りの協力を得られるようになって、初めて大事を為すことが出来るのです。

人は自分一人ではできることに限りがあります。多くの仲間の協力が得られて初めて大きなことを成し遂げることが出来るのです。

能力が高くても、人としての魅力がなければ周囲の協力が得られず、大きな仕事はできません。また、人間性が良いだけで、能力がない人も、大きな仕事はできません。

リーダーにはバランス感覚が必要です。日々自己研鑚し、人間としての魅力を磨くと同時に、仕事を進める上での能力も高める必要があります。

あるいは、ある分野の能力がない場合には、他人を動かす能力が必要です。他人を引き付ける魅力のある人は、自分に能力がなくても、能力のある人を動かし、事を成し遂げることが出来ます。

自分一人でできることは限りがあります。自分の能力が高い人は、周りの協力が得られる人間性を磨く必要がありますし、人間性は良いが能力の低い人は、自分の分野の能力を高めることで周りのさらなる協力を得ることが出来ます。

自分の魅力や能力を見直す時間を持つことで、新たな可能性を見つけることが出来るかもしれません。

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