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2011年10月7日金曜日

客家の教え 信じても...

 「信じても信じ込むな」

この教えは奥深い教えだと思います。人生や事業において信頼関係は非常に重要な要因です。信頼関係なしに人生や事業は行えません。

相手を信じるから重要な話もできますし、自分のことも話せるのだと思います。信用できない相手には決して重要な話はしませんし、自分の身の上話はしません。

信頼し合える関係を築き上げることが出来れば、これ程結束の固いものはないといえるでしょう。しかし、信頼関係は永遠ではないとも言えます。

一度築いた信頼関係がほんの些細なことで壊れることもあるのです。結束が固かった信頼関係ほど、一度壊れると修復が困難になります。

「信じても信じ込むな」には、盲目的に相手を信用してはいけないということを示唆しているのだと思います。本当に相手を信用できなければ人生辛いと思います。

しかし世の中には人を信じて疑わない人もいます。自分が騙されていても、騙されていると自覚できず、周りの人のアドバイスも聞かないタイプの人です。

このような状況が「信じ込む」だと思います。こうならないためには、常に客観的にもの見る目を養う必要があります。

一度築いた信頼関係も、時には客観的に信用できるかを見直す必要があります。一見使用できる人も、別の観点でみると信用できない人に見えることがあります。

本当に信用できる人は、自分が本当に困ったときに助けになってくれる人です。自分が本当に困ったときに自分を助けてくれる人か、自分から離れていく人かが一つの判断材料になるのではないでしょうか?

「信じても信じ込むな」はまさにバランスの問題だと思います。バランス感覚の優れた人間になりたいです。

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