「山には真っすぐな木はない、世の中には真っすぐな人はいない」
山に生える木に真っすぐな木がないように、世の中に欠点や弱点を持たない人はいない。他人を見るときは、この点を考慮して温かい目で見なければならない。」
とかく人は、他人の長所には寛容ですが、他人の短所には厳しい視線を向けます。
つまり、他人の長所は当たり前と受け止め、他人の短所は我慢できない傾向にあります。
しかし、他人には必ず、良い所と悪い所があります。
私の考えでは、悪い所より良い所を多く持つ人が良い人、良い所より悪い所を多く持つ人が悪い人思われているのだと思います。
逆の見方をすると、どんなに良い人でも必ず悪い所を持っているし、どんなに悪い人であっても必ず何かしら良い所を持っているのです。
日頃良い人だと思っていた人がふとした拍子に悪い一面を見せると、その人がすごく悪い人に感じるときがあります。
しかし、冷静に考えれば、その人の悪い一面はその人の中のわずかな部分なのです。
そのわずかな部分を強調して考え、その人自体が悪い人だと考えるのは間違いだと思います。
人には必ず欠点、弱点があるという前提で、できるだけその人の良い所を見てあげることが円滑な人間関係を築く上で重要だと思います。
言うは易く行うは難しの代表例ではありますが...
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