「七十は瓦上の霜にして、八十は風前の灯なり」
七十歳という年齢は、瓦の上の霜のようなもであります。
すぐに溶けてなくなります。
また、八十歳という年齢は、まさに風前の灯であり、いつ消えてもおかしくありません。
人は、死ぬ前にやるべきことをきちんとやってから死ぬべきであるという教えです。
つまり、自分が築いた財産等は自分が死ぬ前に分け与えることが重要であるということです。
客家の人々は、自分が死ぬ前に、自分の財産を分配しますが、多くの日本人は、死ぬまで自分の財産を抱え込む人が多いようです。
死んでは、財産を使うことはできません。
自分が死ぬ前に、子供や孫に分け与えることで、財産を有効活用できるというものです。
自分の死を考える年齢になったら、自分の財産を子孫に分配する必要があることを良く考える必要があります。
もっとも、相続するほどの遺産があればの話ですが。。。
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