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2011年11月2日水曜日

客家の教え 笑いは顔より離れざるも...

「笑いは顔より離れざるも、心の内に刀を蔵す」

この教えも客家ならではの、人を疑ってかかる教えです。

人は顔で笑っていても、腹の底ではとんでもなことを考えていることがあります。

通常、人を騙すことがうまい人は、如何にも人を騙しますというような顔付はしていません。

むしろ、この人が人を騙すのかと疑いたくなるほど優しい顔をしていたりします。

人はぱっと見では判断できないという教えです。

客家の教えでは、まず人は疑ってかかれという教えが多いです。

これは、客家の置かれた環境が、周囲が敵ばかりで、少しでも油断すると、自分の生命が危ぶまれるような環境だったからです。

しかし、客家の教えでは、一度その人が信用できる人だとわかったら、自分の命を投げ打ってでも守ってくれる強いつながりが出来ます。

人を信じてばかりでは、人生、ビジネスはうまくいきませんが、人を疑ってばかりでもうまくいきません。

難しいことですが、信じてよい人と、信じてはいけない人を見分ける目を養い、信じられる人を見つけられたら、お互いのために全力を尽くせるようになることが重要なのだと思います。

まずは、いろんな人と付き合って、自分の人を見る目を養っていきたいと思います。

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