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2011年8月8日月曜日

客家の教え 許すことを ...

「許すことを知れば運命は変えられる」

今の世の中で負の連鎖を引き起こすのは、憎しみではないでしょうか?憎しみが憎しみを生み、報復が報復を生んで、負の連鎖が続いていっていると思います。

しかし、どちらかが相手の過ちを許すことにより、関係が改善し、お互いが歩み寄り良い連鎖が生まれると思います。

例えば、戦争で家族を失えば、相手を恨み憎しみ、報復をするでしょう。しかし、報復で家族を失った人は同じように相手を恨み憎しみ、報復するでしょう。こうして負の連鎖は拡大しながら継続していくのだと思います。

この時、どちらかが寛容の心で相手の過ちを許し、諭すことが出来れば、相手も自分の過ちを認め和解できる可能性があると思います。

本来多くの人は、この寛容な心を持ち合わせており、平常時には上に書いたような冷静な対応をします。

しかし、戦争のような非常時に人は自分の心を見失うのだと思います。許すことを知れば運命は変えられるとは、意味深い言葉だと思います。

世界人類の平和と幸福を願うなら、皆がこの言葉を心に留めておけば、達成できるのではないでしょうか。

仕事の上でも、一つのミスで、ミスを犯したことを怒るのではなく、次にどうしたら同じようなミスをしなくなるかという観点で怒れば、人間関係は良いまま、仕事の効率は上がっていくと思います。

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