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2011年9月30日金曜日

客家の教え 先祖の畑は...

 「先祖の畑は売っても良いが、先祖の教えは失うな」

先祖の畑とは、先祖代々受け継いできたその家の財産のことです。この財産を売るということは並大抵の状況ではありませんが、先祖代々受け継いできた財産は売っても良いといっています。

しかし、先祖代々受け継いできた先祖の教えは絶対失ってはいけないと教えています。それほど、先祖の教えとは重要なのです。

先祖の教えとは1回や2回の出来事で出来上がった教えではなく、これまでに経験してきた多くの事柄を総合的に判断して出来上がった教えなのです。

そして、先祖の教えとはその一族が経験してきた事柄からなっており、今後同じような状況に面する可能性は高いと考えられます。

この先祖の教えを失えば、人生の指針を失うことと同じです。これから先何が起こるかわからない人生において、先祖の教えがあるのとないのとでは雲泥の差があります。

先祖の教えが必ずしも正しいとは限りませんが、90~99%正しいと考えてよいと思います。先祖の教えを頼りにしながら、常に新しい観点で先祖の教えを改良していくことが人生の成功の秘訣ではないでしょうか?

先人たちの教えを頭に入れながら、日々改善改良を心掛けていきたいと思います。

2011年9月28日水曜日

客家の教え 読書こそ...

 「読書こそ、唯一の道」

読書は人生を豊かにしてくれます。読書によって自分では経験できないことを疑似体験できたり、情報を得ることが出来ます。

最近では、読書以外でも漫画やテレビ等で情報を得ることが出来ます。しかし、私はその他の情報を得る手段と、読書とでは得られるものが若干異なると思っています。

テレビや漫画から得られる情報は視覚が主体であり、ある映像を伴います。これに対して、読書は文字のみの情報です。

文字のみで得られる情報は、読む人によって捉えられ方が異なる可能性があるということです。つまり、本に書いてある内容の解釈は読む人によって異なることが多々あるのです。

一方、テレビや漫画は映像を伴うため、解釈の幅が狭まります。視聴者、読み手の感じ方が画一化される傾向があると思います。


ある一面では、この方が情報の共有が容易となり、良いこともあると思いますが、自己研鑚のための情報収集においては、読書の方が優れていると思います。

読書には想像力が必要になります。文字を読むことにより、著者の言わんとすることを想像する力です。小説であれば情景を、論文等であれば書いてある内容の背景等を想像しながら読み進むことで理解力が増すと思います。

読書は自分にとって非常に良いことだと思っています。最近読書量が減っていますが、時間を見つけて出来るだけ多くの読書をしたいと思います。

2011年9月26日月曜日

客家の教え 人は低きに...

 「人は低きに流されがちだが、高きを目指さなければいけない」

人は人生において困難にぶつかると、楽な選択をしがちです。しかし楽な方は得てして自分自身を低い方へと導いていき、人生の坂道を転がり落ちていってしまいます。

困難にぶつかったときの判断は、その場しのぎではいけません。先を見据え、現在は厳しいと思われる道でも、将来的に自分のためになるならあえてその道を選ぶ必要があります。

そして、長い目で見たとき、その判断は自分を一段高い所へと導いてくれます。困難にぶつかったとき、その場しのぎで楽な道を選んだ人は、自分を低い位置へ導き、将来のことを考え、自分に厳しい試練を与えた人は、自分を高い所へと引き上げます。

常に向上心をもって生きている人は、その時々の判断基準が、将来の自分をイメージしており、今現在の自分を判断基準にしていません。

そして、そのように生きている人は必ず成長し、大きな成功を収めているので花でしょうか?自分自身はまだまだ楽な方に流される傾向が強いと反省しております。

もっともっと先を見据えた高い視点での判断基準を持てるように努力してきたいと思います。

2011年9月21日水曜日

客家の教え 早起きしないと...

「早起きしないと一日が台無しになる。早く学ばないと人生が台無しになる。」

早起きは三文の徳(得)というように、古来より早起きは良いとされてきました。理由は色々あると思いますが、脳の活動と関係があるのではないでしょうか?脳は朝起きてすぐに活発になるわけではありません。ある程度の時間が必要です。

このため、朝早く起きることにより、脳の活動が活発になる時間を長くすることができ、多くの良い考えが浮かぶからではないでしょうか?

また、寝起きは十分な休息後なので、午前中に重要な用事は済ませた方が良いと考えられます。このようなことから早く起きることにより、有意義な一日を過ごせるのだと思います。

人生については、早く多くのことを学んだ方が得だと思います。なぜなら知っている知識を早くから活用できるからです。

世の中には知っていれば得することが数多くあります。逆に言うと知らないと損することも多く存在するということです。

早くから、様々なことを学ぶことにより、自分自身の人生を魅力あるものに変えることが出来るとも言えます。

早起きが苦手な私は、少しでも早く起きる習慣をつけて、今からでも、多くのことを学んでいきたいと思います。

2011年9月19日月曜日

客家の教え 事を起こす前に...

「事を起こす前に、まず人間であれ」

何か大事を為そうと思う前に、自分は人間として一人前かを問う必要があります。人は大成功を夢見て、頑張りますが、人間として十分成長する前に、大事を為そうとしても全てが空回りしてうまくいきません。

なぜなら、大事を為す人が未熟で、人としての魅力がなければ、周りの人の協力も得られず、大事を為すことなどできないからです。

人は、人として何が正しいかをベースとして、日々学び続ける姿勢が重要です。人として成長し、周りの協力を得られるようになって、初めて大事を為すことが出来るのです。

人は自分一人ではできることに限りがあります。多くの仲間の協力が得られて初めて大きなことを成し遂げることが出来るのです。

能力が高くても、人としての魅力がなければ周囲の協力が得られず、大きな仕事はできません。また、人間性が良いだけで、能力がない人も、大きな仕事はできません。

リーダーにはバランス感覚が必要です。日々自己研鑚し、人間としての魅力を磨くと同時に、仕事を進める上での能力も高める必要があります。

あるいは、ある分野の能力がない場合には、他人を動かす能力が必要です。他人を引き付ける魅力のある人は、自分に能力がなくても、能力のある人を動かし、事を成し遂げることが出来ます。

自分一人でできることは限りがあります。自分の能力が高い人は、周りの協力が得られる人間性を磨く必要がありますし、人間性は良いが能力の低い人は、自分の分野の能力を高めることで周りのさらなる協力を得ることが出来ます。

自分の魅力や能力を見直す時間を持つことで、新たな可能性を見つけることが出来るかもしれません。

2011年9月16日金曜日

2011年9月14日水曜日

客家の教え 欲望に忠実...

「欲望に忠実になるためにこそ禁欲的に」

一見すると矛盾するように見えますが、実は核心を突いた言葉です。自分の欲望を満たすためには、まず自分の欲望を押し殺して、他人の欲望を満たしてあげる方が近道なのです。

自分の欲望を表に現わしている人の周りに人は寄ってきません。いわゆる利己的な人の周りには人は近づかないのです。

それよりも、他人のために一生懸命な人の周りには同じような人が集まってきます。そして、他人のために働く人は、周りの人の欲望を満たしてくれます。

このように他人の欲望を満たし続けていると、自然と周りの人が自分の欲望を満たしてくれるようになるのです。

急がば回れと言いますが、まさに自分の欲望を満たすためには急がば回れです。別の言い方をすれば、情けは他人のためならずとも言えます。

また、この考え方はカントの考え方にも近いと思います。鳥は空気がなければ、空気抵抗がなくなってもっと速く飛べるのにと思いますが、実際に空気が無くなれば飛ぶことは全くできないのです。

同じようにカントは、人間社会には規則があるから自由に生きられるのだと考えました。良く学生時代に規則にがんじがらめになって、自由がないと感じた人も多いと思います。

しかし実際には、規則があるから自由を感じられるとも考えられます。仮に法律が無くなったとすると、一部の無法者が自分勝手な振る舞いをするかもしれません。

そのような無法者を取り締まる法律がなければ、自由に生きることはできなくなる可能性があります。

欲望に忠実になるためにこそ禁欲的にという言葉は奥の深い、核心を突いた言葉だと思います。肝に銘じて頑張ります。

2011年9月12日月曜日

客家の教え ありがとうは...

「ありがとうは必ず声に出すべし」

人生、ビジネスにおいて感謝の気持ちを持つことは大変重要であります。その感謝の気持ちを端的に表すのが、ありがとうの一言です。

このありがとうを声に出して言うことが、人生、ビジネスの成功のチャンスを広げます。言わなくてもわかるだろうと思っても、声に出してありがとうと言った方が良いです。

些細なこと、例えばひとに物を取ってもらった時に、笑顔でありがとう言えば、取ってくれた人も気持ちが良くなります。

このような小さなことの積み重ねで、幸運はその人の周りに集まってくるのだと思います。ありがとうは、人生、ビジネスを成功させるための魔法の言葉と言えるかもしれません。

どんなに小さく、些細なことでも、笑顔で声に出してありがとうと言う習慣を身に付けたいと思います。

2011年9月9日金曜日

客家の教え 笑顔は...

「笑顔はコストゼロの最良戦略」

昔より笑う門には福来るといいます。笑顔が絶えない家庭には幸福が舞い込んでくるという考え方です。一見すると、笑っているだけで幸せになれるかとの思いが頭をよぎります。

しかし、この諺は真実だと私は思います。実際に笑顔の多い家庭と、笑顔の少ない家庭を想像してみただけで、どちらが幸福か判断がつくと思います。

人生や勝負においては「流れ」というものがあります。うまくいくときは何をやってもうまくいくのに、うまくいかないときは何をしてもうまくいかないと感じたことはないでしょうか?

この「流れ」は現在の科学では説明できないと思いますが、私は必ず存在し、将来科学によっても証明されるであろうと思っています。

この人生や勝負における「流れ」を変える大きな武器が笑顔だと思います。笑顔は幸せの象徴であり、善いことの象徴だと思います。この笑顔を絶やすことなく人生を送れば、必ず幸せになれると思うのです。

また、人間は自分でこうなりたいと心底思う自分になります。今の自分が嫌いな方は、実は自分でそのようになるように仕向けているのです。

理想の自分を思い描き、常にそうなりたいと思い続ければ、理想の自分にどんどん近づいていきます。幸せになりたいと強く思えば、幸せになれるのです。その第一歩が笑顔なのです。

笑顔でいることにコストはかかりません。自分の努力だけで実現できる最良の戦略なのです。今自分の周りの流れが悪いと感じる方は、まず笑顔を作ってみましょう。うまくいかないとき笑顔になるのは難しいかもしれません。しかし、他に打つ手が無くなったら、嘘でも笑顔を作ってみましょう。過去の楽しい思い出やうれしかったことを思い出して、笑ってみましょう。きっと良いことが近づいてきてくれます。

2011年9月7日水曜日

客家の教え 汗ではなく...

「汗ではなく考えることこそが富を生む」

良く額に汗して働くといいますが、ビジネスにおいて大成功を収めるためには、肉体労働だけでは駄目です。じっくり考えアイデアを出す必要があります。

周りの人が考え付かないような素晴らしいアイデアがビジネスを成功へと導くのです。体を動かして働いていると、自分が一生懸命働いているように感じます。

しかし、トップマネジメントは体を動かしているだけでは駄目なのです。常に新しいこと、先のビジネスを考えていなければなりません。

言うなれば、額に汗をかくのではなく、脳に汗をかく必要があるのです。もう考えすぎて頭が回らないと思うくらい考える必要があります。

また実際は考えるだけでも駄目です。もうこれ以上考えられないと思うくらい考えた後は、そのアイデアを実行する必要があります。

机上の空論をこねくり回しているだけでも、ビジネス上の成功は得られません。頭脳労働と肉体労働のバランスが大事です。

自分自身に置き換えてみると、頭脳労働も肉体労働もまだまだできていないと感じています。もっと考え、もっと実行に移す努力をしていきたいと思います。

2011年9月5日月曜日

客家の教え 物事は因数分解...

 「物事は因数分解して考えよ」

因数分解とは、高次の式を一次式に分解し、一次式の積で表すことですが、ここで述べているのは、複雑な問題は、簡単な問題に分解して考えなさいということです。

この考え方は、私の恩師の教えと同じだと思いました。学生の頃、私の恩師が教えてくださったのは、次のようなことでした。

複雑な自然現象は、そのまま理解することは非常に困難であります。しかし、一見複雑に見える自然現象は、単純な事象の組み合わせにすぎないのです。

複雑な自然現象を、単純な事象でモデル化すれば、理解できるという考え方です。そして、複雑な自然現象を単純な事象でモデル化できれば、その事象は9割方理解できたも同然だというのです。

一見複雑な自然現象は、紐解く糸口すら見つけられないことがほとんどです。そのような現象の中から、糸口を丹念に探し、単純な事象にモデル化できれば、確かに9割方理解できたも同然です。

また、この恩師は、「自然科学において奇跡はない」とも仰っていました。奇跡に思えるのは、自然科学において理解できていない分野があるため、その時点での自然科学で解明できないだけなのです。

技術の進歩が進み、過去の奇跡が現在では当たり前ということは多いと思います。自然科学は万能ではありません。しかし、自然科学の進歩が様々な謎を解明してくれるのも事実です。

我々は、複雑な問題を目の前にしたとき、どうしたらよいかわからず、右往左往します。しかし、上述のように、複雑な問題を解く糸口を丹念に探し、簡単な問題に置き換えて考える必要があります。

常にあらゆる観点から、物事を見る目を養い、複雑な問題を簡単な問題に置き換えて考えられるように努力していきたいと思います。

2011年9月2日金曜日

客家の教え 嫉妬は成功の敵...

 「嫉妬は成功の敵、愛嬌は成功の素」

ビジネスを行う上で嫉妬は百害あって一利なしです。嫉妬はビジネス成功の敵と言えます。なぜなら、他人の成功を羨み妬んでみたところで、自分のビジネスにプラスになるこは何もないからです。

他人の成功に嫉妬する暇があるなら、自分のビジネスを成功させるために何をするべきかを考える時間に充てるべきです。

一方、愛嬌は成功の素と言われます。愛嬌のある人の周りには同じように愛嬌ある人たちが集まってきます。愛嬌のある人たちは一般的に明るく前向きな人たちが多いようです。

このような人たちが集まると、建設的で前向きなアイデアが噴出してきます。このアイデアを実現していくことで、皆が大きな成功を収めるという好循環に入っていくことが出来ます。

ビジネスにおいては、他人の成功に嫉妬することなく、愛嬌を振りまいて、自分のビジネスを成功に導く良い友人たちを集めた方が得策と言えます。

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