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2011年11月4日金曜日

客家の教え 人の善きは...

 「人の善きは人に欺かれ、馬の善きは人に乗られる」

いわゆるお人好しと呼ばれるような人の好い人は、他人に騙されて、他人に使われます。また、能力の高い人も場合によっては、その能力を他人に利用されやすいものであります。

逆に言うと、自分が成功したいなら、他人をうまく使いこなすことが重要であります。

お人好しを騙して利用するのは、行き過ぎだと思いますが、能力は平凡でも素直で人の言うことを良く聞く人には、その人に合った仕事を与え、その人の能力以上のものを引き出すことが重要です。

また、自分にない能力あるいは自分より優れた能力を有する人を使いこなすことが成功の秘訣だと思います。

自分が全てに長けて、部下に全ての指示を与えられるようなカリスマ上司なら別ですが、一般的には、そのまで優れた人は稀有です。

また、そのような上司でも、優れた有能な部下をうまく利用した方が、仕事の効率は上がるうえ、後進を育てることにもなり、一石二鳥と言えます。

どんなに優秀な人でも、人ひとりでできることは、限られています。

集団に力をうまく利用できれば、自分一人ではできないような大きな仕事をやり遂げることが出来ます。

個々の能力は平凡でも、優秀なリーダーが集団を率いることにより、優秀な集団に仕上げることは可能だと思います。

組織におけるマネージャーの仕事とは、上述のような仕事なのだと思います。

今はちっぽけな会社ですが、いつか集団を率いて大きな仕事ができるようになりたいと思います。

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