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2012年2月17日金曜日

孫子 勢

激しい水の速い流れが石を動かすのは勢いがあるからです。

鷲や鷹が獲物を一撃のもと捕えるのは、節(瞬発力)があるからです。

そのため、戦上手は勢いに乗じて、一瞬にして相手を打ち破るのです。

勢いとは弓を引き絞るようなもので、節(瞬発力)とは、矢を放った瞬間のようなものです。

孫子においては、戦争で重要なのが勢いと瞬発力だと説いています。

勢いとはダムで堰き止めておいた水を川に一気に流し込むようなものです。

この勢いに乗じて、瞬発力で一気に情勢を決めてしまうのが良いということです。

好機はそう何度も来るものではなく、得た好機は絶対にものにしなくてはなりません。

これは、まさにビジネスの世界でも同じで、好機は何度も来るものではなく、訪れた好機を絶対ものにした人が成功するのだと思います。

そして、好機は一瞬にして過ぎ去って、去った好機は絶対に掴むことはできません。

だから、瞬発力が必要で、訪れた好機を一瞬で手に入れる必要があるのです。

そして、好機は、準備をしていないと掴むことが出来ないのだと思います。

日頃から、いつ来るかわからない好機をつかむ準備をして、訪れた好機を一気に掴むことが成功の秘訣なのだと思います。

経営者は常に、訪れる好機をどのようにして掴むかを考え、準備しておく必要があると思います。

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