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2011年8月12日金曜日

客家の教え 何を始めるかに...

 「何を始めるかに最も時間を費やすべし」

物事は一度始めてしまうと、なかなか止めることができません。何気なく始めて成功すればよいのですが、往々にしてうまくいかず止めたいのですが、色々な問題があり止められなくなることがあります。

前回の退却は重要な才能なりと同じように、一度始めるとなかなかやめられないので、何を始めるかをじっくりと考える必要があります。

一般的な製品開発においても、開発を始める前にフィジビリティスタディのように予備調査から、味見試験などを経て、開発を進めるか止めるかを決定します。

この際の予備調査が正しく行われないと、良い製品が出来ても売れないなどということになってしまいます。売れる製品を作るために、開発を始める前にじっくり考えないと失敗する良い例だと思います。

しかし、考えすぎて何も行動を起こさなければ、何も生み出すことはできないため、この辺のバランス感覚だ大事になってきます。

何を始めるかに最も時間はかけますが、考えるだけではなく、考えるための判断材料となるデータを収集する必要があります。

何を始めるかに最も時間をかけるとは、頭だけで考えるのではなく、考えるための判断材料を得る行動を伴う必要があります。

何を始めるかじっくり考え、何をするかを決めたら、必ず成功すると信じて、楽観的に実行に移す必要があります。何事も始めが肝心です。

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