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2011年6月24日金曜日

薩摩いろは歌 こ

「心こそ軍する身の命なれそろゆれば生き揃はねば死す」

「戦いにおいては、兵士の心が勝敗を決する。皆の心が揃えば勝ち、生き残れるが、揃わなければ負けて、命を失うことになる。」

戦いにおいては、全員が心を一つにし、考え方を揃えることが重要であります。例えば、大きな岩を動かす時に、皆が同じ方向に力を加えれば、大きな力となり、岩を動かすことができます。

しかし、皆がばらばらの方向に力を加えれば、力は分散するとともに、場合によっては相殺され、全体としては、小さな力しか加わらず、岩を動かすことはできないでしょう。

同様に、心も同じで、一つの目標に向かって、全員の心が揃えば大きな力となり、大事を成し遂げることが出来ます。

しかし、一人一人が自分の利益だけを考え、ばらばらの考えを持って事に当たれば、その仕事は決してうまくいきません。

もっとも顕著な例がスポーツだと思います。野球やサッカーなどのチームプレーでは、選手一人一人が、共通の目標を持ち、一心不乱に練習を重ねるチームは良い結果を残せますが、自分のことを中心に考える選手の集まりは、いくら個人的に高い能力を持っていても、途中で挫折してしまいます。

大きなことを成し遂げるためには、一人の力ではできませんが、多くの人を集めただけでも成し遂げることはできません。

多くの有志を集めたうえで、皆の考え方を揃え、統一することが重要なのです。いつか、従業員を雇えるようになったときは、このことを肝に銘じて頑張っていきたいと思います。

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