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2011年10月24日月曜日

客家の教え 人を迎えられぬ...

 「人を迎えられぬ者は人に迎えられぬ」

人を歓迎できない人は、人から歓迎されないというシンプルな教えです。

人を歓迎するには二つの意味があると思います。

一つは、人を我が家に招くとき、精一杯のおもてなしをするためにお金をかけるという意味です。

少し俗っぽい意味合いですが、人付き合いにおいては結構重要な要因です。

ある意味形から入るタイプですが、お金と手間暇をかけると、招かれた客はそれを感じ取ります。

逆に招かれた客が、自分を招待するときに同様な歓迎をしてくれることになります。

このような関係を続けていると、いつしか信頼関係も築かれていくものです。

もう一つの意味は、心の扉を開くという意味です。

客家の人々は、周りに敵が多かったため、人を簡単には信用しなかったといわれています。

下手に人を信じ込むと、自分の身を滅ぼす危険性があったためです。

しかし、一度信用を得ると家族以上の信頼関係を築けるそうです。

逆の意味で、このような信頼関係を築けるほどの歓迎をしないと、自分も信頼されないということになります。

この意味では、人を信じられぬ者は、人に信じられぬと読み替えることが出来ると思います。

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