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2012年1月16日月曜日

孫子 上兵は謀を伐つ

孫子においては、戦わずして勝つことが最善とされます。

このため、最高の戦い方は、謀を伐つことです。

謀を伐つとは、敵の謀略を事前に察知し、封じ込めることです。

次に良い戦い方は、敵の同盟国同士の関係を断ち切り、敵国を孤立させる方法です。

次に良い戦い方は、実際に戦火を交えて戦う方法です。

最も悪いのが城攻めです。

城攻めは圧倒的に守る方に有利で、攻め落とすのには多くの時間を費やします。

さらに、無謀に攻めていった場合、多くの兵量を失い、大きなダメージを受けることになります。

城攻めとは、他に方法がない場合の、最後の手段なのです。

ここでビジネスに置き換えて考えてみると、如何に会社の体力を消耗せずに自社の製品を売り込むかがポイントになると思います。

多くの宣伝費をつぎ込み、大々的に製品を売るこむことも一つの戦略ではありますが、できるだけコストをかけずに、売り込む方法があるのであれば、その方法を採用した方が良いということになります。

新製品の売り込みには多くの宣伝費をつぎ込むことが多いと思いますが、本当にその策が最善か検証する必要があると思います。

孫子的思考では、目の前の勝利よりも、長期的展望に立ち、将来的にも勝ち続けるための戦略が最善の手になると思います。

常に先を見据えた経営が孫子的経営でしょうか?

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