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2012年5月23日水曜日

孫子 愛する所を奪う

昔の戦上手は、敵軍の前後部隊を分断し、数の多い部隊と数の少ない部隊も分断し、精鋭部隊と一般部隊も分断し、幹部と兵士の関係を乱し、兵士が分散させて集まらせず、軍を一丸とさせない。

有利であれば攻撃し、有利でなければ戦わない。

あえて尋ねる、もし敵が体制を整えて攻めてきたらどうする。

まず、敵の愛する場所(急所)を奪えば、敵は思うように動かせる。

作戦で最も重要なことは、スピードである。

敵の隙に乗じて、思いもよらない道を通り、手薄なところを攻めるべきである。

万全の態勢で攻めてくる敵への対処法として、ここでは機先を制することを勧めています。

作戦で重要なのはスピードで、相手の隙に乗じて、思いもよらない作戦を実行すれば、戦いを有利に進めることが出来るといっています。

特に、相手の急所を見極め、速攻で攻撃することが有効だということです。

ビジネスにおいても、スピードが重要な局面が多々あります。

重要な決断には時間をかけたいところですが、時間をかけたがために敗北することもあります。

正しい判断を短時間で行うことがリーダーの役割だということです。

極めて困難なことですが、常日頃から訓練する必要があると思います。

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