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2012年2月6日月曜日

孫子 まず勝つ

戦争において勝つことは間違いありません。

行く先々で必ず勝ちます。

なぜなら、既に負けることが決まっている相手と戦っているからです。

戦上手は、まず自分が絶対に負けない体勢を確立し、相手の隙には必ず付け入ります。

つまり勝つものは、自分が勝つことを事前に確認してから戦争を行います。

逆に負けるものは、まず戦争を始めてから勝ち方を考えます。

故に、優れた国主や将軍はまず自分の身を律して、国を統治するための法律を整備し、国民を統制します。

こうして必ず勝つ戦を行うのです。

以前にも書きましたが、孫子は戦国時代の群雄割拠の時代の戦略なので、他国から滅ぼされないように、絶対に負けない戦争の仕方を徹底しています。

一度勝っても、戦力が低下し、その他の国に滅ぼされたら意味がありません。

また、一度負け、他国に占領されれば、自分らの理想とする政治が出来なくなります。

このため、孫子では絶対に負けず、さらに戦力の低下を最小限の抑える戦い方を探っています。

事前のシミュレーションをしっかり行い、絶対に勝てる体制が整わなければ戦争を開始しないとしています。

ビジネスにおいても、この考え方は重要だと思います。

会社は絶対につぶしてはいけません。

会社を発展させるために勝負をするのであって、会社を潰すような賭けを行ってはいけないと思います。

事前に十分調査を行ってから行動するという、孫子の兵法は私にはぴったりだと感じています。

さらに孫子を勉強して、会社を発展させていきたいと思います。

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