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2012年6月8日金曜日

孫子 火攻め

ここより、いよいよ火攻篇です。

孫子によると火攻めの目的は5つある。

一つめは人を焼く、二つめは兵糧を焼く、三つめは物資を焼く、四つめは倉庫を焼く、五つめは宿を焼くである。

火攻めを行うには条件がある。

火種を予め準備するのはもちろんである。

火をつけるのには時期がある。

火を起こすのに適した日がある。

時期とは空気が乾燥しているときである。

適した日とは、月が箕(き)、壁(へき)、翼(良よく)、軫(しん)にあるときである。

この時は風が吹く日である。

孫子の時代、火攻めは重要な作戦だったので、火攻めの目的、時期を明確にしています。

火攻めは空気が乾燥し、風が強い時に行えば効果的だということです。

ビジネスにおいて、重要なことは、重要なプロジェクトを開始する際に、その目的と効果的方法をあらかじめ準備しておくということです。

孫子では事前準備は必須であり、先を見越した事前準備を推奨しています。

世の中にはやってみないとわからない部分もありますが、実は、それは、考える能力がないからなのだと思います。

少なくとも自分の能力の範囲内だけでも先を見越した事前準備をしてプロジェクトを立ち上げたいと思います。

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