孫子は兵法書なので、戦争についての戦略を述べています。
しかし、孫子では冒頭で戦争に対する基本理念となる考えを述べています。
それは、戦争は国家存亡の重大事であり、戦争により国民や国家経済に多大な影響を与えることを十分認識したうえで、検討することが必要であると述べています。
これは、ビジネスにおいては、創業するとき、あるいは新規事業に参入するときに当たると思います。
すなわち、創業する場合や新規事業に参入する場合は、自分や従業員の生活にまで大きな影響を与える上、会社の経営状態にも大きな影響を与えることを十分認識した上、創業の可否、新規事業への参入の可否を判断する必要があると解釈できます。
戦争、創業、新規事業参入を検討する場合は、細心の注意が必要であるということです。
孫子における基本理念は、まず戦争(創業、新規事業参入)の重要性を認識し、その上で戦争(創業、新規事業参入)について、細心の注意を払い、調査しなさいということです。
この考えをベースに細心の注意の払い方、調査の仕方について説明していきます。
この考えは、一時の感情や思い付きで戦争(創業、新規事業参入)を始めてはいけないということを戒めているのだと思います。
次回以降は、戦争(創業、新規事業参入)を始める前の検討の仕方について紹介していきます。
なお、あまり関係ないかもしれませんが、今回が記念すべき投稿100件目です。
これからも、自分の勉強してきたことを紹介していきたいと思います。
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