孫子においては、その場その場での臨機応変力も重要視されます。
物事には必ず基本があります。
基本のなっていないものに応用力は付きません。
基本を忠実に守ることは重要です。
しかし、世の中には基本に忠実だけでは解決できない問題が山ほどあります。
この時重要なのが応用力です。
基本に忠実に対処するよりも、基本とは異なる対処法の方が良い時があります。
あるいは基本と全く逆の対処法の方が有効なときもあります。
実際の現場では、その場その場で臨機応変で対処する応用力も重要なのです。
基本に忠実に対処した方が適正なのか、あるいは、基本から外れた対処法が適正なのかの判断は非常に難しい所があります。
しかし、リーダーは常に現状を把握分析して、現状に最も適した対処法を適用する必要があります。
この決断ができる人が真のリーダーと言えるのではないでしょうか?
基本と応用の臨機応変の使い分けの重要性を孫子では説いています。
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